実務経験10年ちょい、現FP1級技能士・投資ブロガーのよいしょです。
『ちょっとタメになるお金の話』をブログで気ままに発信しています。
投資スタイルはインデックスで世界に長期投資！
100日禁酒・毎日ブログ更新にチャレンジ中だよ。
現在13日目！
今日のテーマはコレ！
【知らないと損】『ｅＭＡＸＩＳ』『ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ』の違い
楽天証券の投資信託預り残高上位15位
『ｅＭＡＸＩＳ先進国株式インデックス』
↑この記事でもお伝えしましたが
『ｅＭＡＸＩＳ』と『ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ』
間違えたら絶対ダメ！
※以下、この様に略します
- ｅＭＡＸＩＳ→『ｅＭＡＸＩＳ』
- ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ→『Ｓｌｉｍ』
結論から言います。
『ｅＭＡＸＩＳ』より『Ｓｌｉｍ』の方が安くてオトク！
ちなみに中身は100％同じモノです。
？？？？？？
意味不明ですよね。
僕も初めて知った時
頭がおかしくなりそうでした。
間違えて投資すると勿体無いので
一緒に確認していきましょう！
『ｅＭＡＸＩＳ』と『Ｓｌｉｍ』の違い
『Ｓｌｉｍ』の商品は大体『ｅＭＡＸＩＳ』にもあるよ！
| 『ｅＭＡＸＩＳ』 | 『Ｓｌｉｍ』 |
|---|---|
| ｅＭＡＸＩＳ Ｓ＆Ｐ５００インデックス | ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 米国株式（Ｓ＆Ｐ５００） |
| ｅＭＡＸＩＳ 全世界株式インデックス | ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 全世界株式（オール・カントリー） |
| ｅＭＡＸＩＳ 先進国株式インデックス | ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 先進国株式インデックス |
etc……
とっても紛らわしいこのシリーズ。
今回はこの2つを例に違いを見ていくよ↓↓
- ｅＭＡＸＩＳ 先進国株式インデックス
- ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 先進国株式インデックス
投資対象は一緒
中身は100%同じモノです↓
※4月30日付月次レポートより引用
上位10銘柄、
0.1%単位でズレがありません。
手数料が安い『Ｓｌｉｍ』
中身は完全に一緒の2ファンドですが、
『Ｓｌｉｍ』の方が圧倒的に手数料が安いです。
運用管理費用（税込）の比較
| ｅＭＡＸＩＳ | ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ |
|---|---|
| 0.66% | 0.1023% |
年間、約0.5％の差。
この差はかなり大きいです。
例えば3万円を20年運用した場合、
5％の運用だと513万円のプラスですが
余計にコストがかかり4.5%だと
444万円までプラスは落ち込みます。
ざっくりした計算ですが、長期投資は手数料を抑える事が大切。
0.5%も複利の力で大きな差となるからです。
『ｅＭＡＸＩＳ』保有者は『Ｓｌｉｍ』への買い替えがオススメ！
もう『ｅＭＡＸＩＳ』買っちゃったよ。。。
そんなあなたには
『Ｓｌｉｍ』への買い替えをオススメします！
ｅＭＡＸＩＳシリーズは購入時の手数料がかからないので、
『Ｓｌｉｍ』に買い替えても費用負担はありません。
面倒かもしれませんが、長期で見れば大きな差。
是非チャレンジしてみて下さい。
NISAの場合は買い替え注意
ただし、NISAで『ｅＭＡＸＩＳ』に投資していた場合は・・・
ちょっと待った！！
NISAで投資してるならそのままにした方が良い場合もあります。
NISAの非課税枠は再利用できません。
NISA口座の投資信託を解約しても、既に使った非課税枠は戻ってこないからです。
NISAで投資したいなら、今年の非課税枠が残っていなきゃダメ。
買い替えた結果、NISAが使えなくなったら
残念すぎます。
非課税期間が終わるまで持ち続けると言うのも1つの手です。
ただし、追加購入する時には『Ｓｌｉｍ』一択だよ！
中身同じなのに手数料違うのって何で？
買える場所やターゲットが違うから、2つの商品に分かれています。
『ｅＭＡＸＩＳ』は金融機関窓口、
『Ｓｌｉｍ』はネットでの購入が中心。
『ｅＭＡＸＩＳ』なら野村証券やゆうちょ銀行でも買えるよ
しかし、『Ｓｌｉｍ』を扱っている金融機関窓口は激レア。
なぜなら、手数料が安すぎて割りに合わないからです。
窓口の場合、商品説明や契約事務、アフターフォローに人件費がかかります。
『Ｓｌｉｍ』を窓口で売るのはムリだから、ブランドを分けているんです。
スマホで例えるなら、
docomoとahamoみたいな感じ。
自分でできるならahamoの方がいいですよね。
投資も一緒。
自分でできるなら、『Ｓｌｉｍ』の方が安くてオススメ。
しっかり読もう、目論見書
間違えて『ｅＭＡＸＩＳ』買っちゃった・・・・
そんな事を防ぐために、
投資信託を選ぶときにはしっかり『目論見書』を確認すると良いです。
ついつい読み飛ばしがちですが、手数料のほかリスクなど
大切な内容がてんこ盛り。
目論見書の読み方は以下を参考にどーーーぞ↓↓
酒解禁まであと87日。。。
